課題名 |
タケ資源管理供給システム高度化研究 |
研究機関名 |
愛媛県林業技術センター
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研究分担 |
研究指導室
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研究期間 |
継H17~21 |
年度 |
2005 |
摘要 |
(1)タケ資源の持続的利用を目的とした管理技術の開発 ○松山市、大洲市において、個体伐倒調査(2箇所)及び地上部個体調査(7箇所)を行い、次の結果を得た。 ・ha当たり本数は、6,200本/ha~10,600本/haであり、差が大きい。 ・地上部現存量(乾燥重量)は、106t/ha~189t/haであった。(2) 効率的なタケ資源の伐採搬出技術の開発 ○タケの伐採搬出作業の工程調査で、次の結果を得た。(生重量換算) ・生産性は単木伐採(0.99t/人日)<帯状伐採(5m幅)(1.81t/人日)<帯状伐採(幅10m)(2.19t/人日)。 ・経費は単木伐採(14,600円/t)>帯状伐採(5m幅)(8,000円/t)>帯状伐採(幅10m)(6,600円/t)。(3) タケ林の類型化とタケ資源の持続的管理・供給システムの構築 ○県下全域のタケ林面積を推定するために、2000年撮影(カラー)された航空写真から1,200ha(4km×3km)の調査地域を県下 5市に選定し合計9,600ha(県土面積の1.7%)でタケ分布図を作成した。 ○タケ分布図から、タケ資源の有効利用を検討する地域として、松山市日浦町周辺、今治市三反地周辺、大洲市柳沢周辺の 計6400haをモデル地域として選定した。 ○タケ林の類型化のため、松山市日浦町周辺で、集落別にその特徴を検討した結果、次の点が明らかとなった。 ・タケノコ生産量(=タケ林の整備実績)は、タケ林面積や生産戸数と相関が高かった。
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専門 |
経営・管理
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部門 |
資源管理
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カテゴリ |
カラー
乾燥
管理技術
経営管理
たけのこ
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