バラの養液栽培におけるモミガラくん炭培地を用いた環境にやさしい養液管理技術の確立

• 研究機関名: 佐賀県農業試験研究センター
• 研究分担: 土壌・肥料
• 研究期間: 継H15～19
• 年度: 2005
• 摘要: （目的・背景）バラの養液栽培における高品質安定生産のためには、生育や季節に応じた養液コントロールが基本であり、養液中の養分チェックや植物体栄養診断に基づく安定した養液管理が求められている。そこで、ロックウールに代わり、地域資源として安価で豊富に供給されるモミガラくん炭を用いた培地としての安定化技術を確立し、環境にやさしい安定生産のための養液管理技術を検討する。 （期待される効果） 1．モミガラくん炭培地を用いた養液栽培システムの確立は、ロックウール培地に比べ、低コストで、自然循環が可能で、廃棄の問題もなく、地域資源の有効活用につながる。 2．養液管理マニュアルの作成により、農家主導の安定生産が可能となり、特に新規参入農家の指標となり、本県バラ生産振興に貢献できる。
• 研究対象: バラ
• 専門: 土壌肥料
• 部門: 花き
• カテゴリ: 肥料 栄養診断 管理技術 低コスト 土壌管理技術 ばら 養液栽培