12.緑化技術や維持管理技術の開発 (1)北海道の環境に適した緑化技術の開発 樹木植栽による石炭灰堆積地の環境修復技術開発

課題名 12.緑化技術や維持管理技術の開発 (1)北海道の環境に適した緑化技術の開発 樹木植栽による石炭灰堆積地の環境修復技術開発
研究機関名 北海道立林業試験場
研究分担 管理技術科他
研究期間 完H14~18
年度 2006
摘要 目的:アルカリ性を呈し、微粉状の形状により堅密に締め固まりやすい石炭灰堆積地において、周辺環境と調和した樹林を早期に造成する技術を開発する。また、樹木導入が生物相および土壌環境に及ぼす効果についても評価する。緑化後の土地を地域の資源として有効活用する手段として、近年機能性などが着目されている北方系の小果樹類の導入適性についても併せて評価する。成果:(i)堆積された石炭灰及び覆土は、攪拌・混合して土壌の通気性や保水性等を改善するとともにアルカリ性の中和を図る。(ii)植栽樹種としては、植栽後の生存率が高く、着実に生育が見込めるものを、用途に合わせて植栽する。早期の景観形成及び保護樹木であればケヤマハンノキ、修景用としてはシラカンバ、ダケカンバ、ミズナラ、イヌエンジュ、アカエゾマツなど、新しい小果樹にはアロニア・メラノカルパ、ヒッポファエがある。(iii)植栽手法では、樹種により植栽に適した方法を選択する。普通植えではシラカンバ、ダケカンバ、ミズナラ、イヌエンジュ、アロニア・メラノカルパ、ヒッポファエなど、ねせ植えではカスミザクラ、カラコギカエデ、混交植栽ではアカエゾマツ(保護樹木としてケヤマハンノキを3年程度先行して植栽)が適している。
カテゴリ アロニア かえで 管理技術 機能性 土壌環境

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