課題名 | ブランド宮城米の「おいしさ指標」とその判定技術の開発 |
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研究機関名 |
宮城県古川農業試験場 |
研究分担 |
土壌肥料部,水田利用部 |
研究期間 | 完H16~18 |
年度 | 2006 |
摘要 | 目的:本県産米のブランド創出のためには、これまでの玄米タンパク含有率の基準の他に付加価値と成り得る「おいしさ」指標が必要である。そこでこのおいしさ指標やタンパク含有率基準に適合する米生産のための栽培指針策定、ITを組み込んだ生育診断手法を確立する。結果:白未熟粒の発生を抑制し、食味を良好に保つための籾数と穂揃期の葉色の範囲を設定した。例えば籾数30000/m2では葉色は33~34と考えられた。近赤外画像から幼穂形成期までの水稲窒素吸収量の推定が可能であった。ひとめぼれの食味は玄米タンパク7.5~8%以上で急激に低下した。出穂後23~25日の止葉葉色により玄米タンパクが予測可能である.外観評価には色彩計の明度L:*値と色度b*値とは負の相関があった。移植時期の遅いものは有効茎歩合が高く,千粒重は大きかった。出穂後の積算平均気温が1,000℃を超えると品質が劣化し味度値が低下した。 |
カテゴリ | 肥料 診断技術 良食味 |