| 課題名 |
繁殖豚における生産性向上技術の開発 |
| 研究機関名 |
福島県農業総合センター
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| 研究分担 |
畜産研究所
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| 研究期間 |
新H18~22 |
| 年度 |
2006 |
| 摘要 |
目的:養豚は高密度で大量生産となったが、従来の生産システムが十分に改善されず、生産性は低下の傾向にある。養豚の変化に対応した新しい生産システムの開発が必要である。結果:(i)豚の人工授精の一層の普及を目的に、家庭用冷蔵庫での豚精液の保存を可能とし、安価で使いやすい精液希釈液の開発を行った。日本全薬工業の製品であるゼノロングをベースとし、試薬の分量の変更及び新たな試薬の添加を行い試験希釈液を作成した。供試精液は、雄豚から用手法にて濃厚部のみを採取したものを試験希釈液で0.5億個/mlに調整して用いた。低温(5℃)で精液を保存し、精液性状の評価を行った。精液性状の評価は、前進運動する精子の占める割合(運動指数)とCellSoftを用いた精子運動の解析(運動率、旋回運動を除いた運動率、直進性)により行った。また、試薬の溶解性及びコストについても評価を行った。検討した項目は、浸透圧、精子細胞膜保護物質、糖類、アミノ酸類及び抗酸化物質であった。その結果、浸透圧は285mOsm、精子細胞膜保護物質としては粘度約200cPの高分子ポリマー、糖類はグルコース、アミノ酸類はタウリン及びアルギニン、抗酸化物質はグルタチオン及びLシステインが最適と判断された。また、この結果をもとに作成した希釈液は、低温(5℃)で豚精液を1週間以上良好な性状で保存が可能であった。(ii)生産現場でも利用可能な豚精液凍結保存方法の開発を行った。平成18年度は、前処理液の検討を行った。前処理液の試験希釈液としては、モデナ、ゼノロング、「(i)で高い保存性を示した希釈液」を用いた。対照として、常法で定められた前処理液を用いた。供試精液は、雄豚から用手法にて濃厚部のみを採取したものを用いた。前処理の方法は、常法に従った。精液性状の評価は、前処理液での希釈後、15℃に冷却後及び遠心分離後に実施した。その評価は、前進運動する精子の占める割合(運動指数)とCellSoftを用いた精子運動の解析(運動率、旋回運動を除いた運動率、直進性)により行った。その結果、15℃に冷却後及び遠心分離後において、全ての試験希釈液で運動指数、運動率、旋回運動を除いた運動率が対照より有意に高い値を示した。また、試験希釈液の中でも、「(i)で高い保存性を示した希釈液」がより高い値を示す傾向があった。
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| カテゴリ |
コスト
繁殖性改善
豚
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