遺伝子解析による微生物の分類同定及び特定形質判別法の開発　(1)遺伝子診断手法によるトマト細菌病検出技術の開発

• 研究機関名: 千葉県農業総合研究センター
• 研究分担: 生物工学・微生物工学
• 研究期間: 新H18～20
• 年度: 2006
• 摘要: トマトかいよう病について、本県に発生する病原菌株の調査・収集を行い、病原菌からのDNA抽出法を確立する。その菌株の遺伝子配列情報を解析し、トマトかいよう病菌に特異的な検出プライマーを設計する。試験の結果、公知の遺伝子増幅法では検出できない菌株の存在が確認された。そこで、これらの菌株も検出できる高精度なプライマーを作成し、水耕栽培における病原菌濃度が101個/ml以上であればトマトかいよう病菌の検出が可能となった。
• カテゴリ: 診断技術 水耕栽培 トマト