植物による重金属含有土壌の浄化技術の体系化

課題名 植物による重金属含有土壌の浄化技術の体系化
研究機関名 富山県農業技術センター
研究分担 土壌肥料課
研究期間 完H16~18
年度 2006
摘要 1.目的:カドミウム浄化植物の栽培や収穫方法について検討し、技術的な問題点を明らかにして、収穫物の処理に至る一連の技術体系の最適化を図るための基礎資料とする。2.得られた成果:1)浄化に適するイネを検討した結果、カドミウムの吸収能力、耐倒伏性等に優れる「IR-8」を選抜した。2)浄化3作により、作土中カドミウム濃度は約22%減少した。3)浄化2作後の土壌条件で栽培した食用品種(コシヒカリ)の玄米カドミウム濃度は、圃場内の平均値では基準値を下回ったが、依然として基準値を超える地点も存在し、一筆圃場全体を基準値以下にするためにはさらに浄化の継続が必要と考えられた。4)浄化植物(IR-8)の収穫作業時の回収率は、籾わら一体体系よりも籾わら分別体系の方が高く、収穫体系としてより適することが明らかとなった。5)焼却過程で炉内温度を800℃以上にすると焼却物中のカドミウムがほぼ全量飛灰に移行すること、また、焼却コストの上昇を抑えるためには収穫物の水分を50%以下までに乾燥させる必要があることが明らかとなった。6)本技術体系(栽培~焼却回収まで)での年間費用は、約26万円/10a程度と試算された。
カテゴリ 肥料 乾燥 コスト 品種

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