病害虫の発生予察と防除技術 (1)マルメロごま色斑点病の発生生態調査と防除対策の確立

課題名 病害虫の発生予察と防除技術 (1)マルメロごま色斑点病の発生生態調査と防除対策の確立
研究機関名 長野県南信農業試験場
研究分担 病害虫土壌肥料部
研究期間 新H18~20
年度 2006
摘要 目的:マルメロごま色斑点病の発生生態を解明し、防除対策を確立する。成果:マルメロごま色斑点病菌の完全世代を国内で始めて確認した。この完全世代(子のう胞子)が主な第一次伝染源であることを明らかにし、発生生態を見直した。すなわち、前年の被害落葉上に子のう胞子が形成され、マルメロの開花期間中に飛散する。感染すると約10日の潜伏期間で発病し、旺盛に二次伝染を繰り返す。従来、主な伝染源とされていた枝病斑は胞子形成量が著しく少なく、第一次伝染源として重要度は低いと考えられた。このことから被害落葉の処理と開花前からの薬剤散布が防除対策として必要と考えられた。本病に対してスコア顆粒水和剤とICボルドー412の防除効果を確認し、登録に必要な試験例を充足した。
カテゴリ 肥料 害虫 ごま 防除 マルメロ 薬剤

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