22.緑化植物の根域制限による省力効率的生産技術の開発

• 研究機関名: 三重県科学技術振興センター農業研究部
• 研究分担: 園芸
• 研究期間: 完H14～18
• 年度: 2006
• 摘要: 目的：ツツジ類に特化した産地から多様化需要に応え、かつ広大な黒ボク土壌を有効に活用した産地へ再編成するため、需要が増大している緑化植物について、根域制限能力を有するポット資材を用い畑地で栽培する生産技術（土中埋設ポット栽培）を確立する。そのため、根域制限条件下での効率的な増殖法、ポットの土中埋設法、施肥等管理法、及び屋上など薄層土層における植栽法を確立する。成果:（1）垣根用樹種の効率的な増殖法：垣根用の主要な樹種について、挿し木増殖の難易・容易を分類し、樹種別に挿し木適期を明らかにし、実生繁殖が可能な樹種については、種子の前処理法およびは種時期を明らかにした。（2）根域制限ポットを用いた生産技術の開発：夏季の灌水等における省力化を図る方法として、乾燥予防資材の添加・処理の有効性が判明した。根域制限用ポットに有効なポット資材を明らかにした。
• カテゴリ: 乾燥 効率的生産技術 挿し木 省力化 施肥 繁殖性改善