課題名 |
2.高生産性地域輪作システム確立事業 |
研究機関名 |
三重県科学技術振興センター農業研究部
|
研究分担 |
経営・植物工学
|
研究期間 |
止H17~19 |
年度 |
2006 |
摘要 |
目的:排水性や地耐力の確保に有効な小規模明渠浅耕播種方式を基軸とした水稲跡麦・大豆の省耕起栽培体系を確立するため、作業システムの開発や新品種の導入等を行う。構築された新たな栽培体系について、生産性、気象リスク軽減に果たす効果等を評価し、農家への提示を行う。成果:(1)小明渠浅耕播種機の現地への導入 ○播種後の降雨に対する苗立ち安定(大豆、小麦)のため現地試験実施場所を中心に現地へ導入された。 ○小明渠浅耕播種機を用いた播種作業では、播種後が乾燥条件が続くと乾燥による出芽の遅延が発生する場合があるため、耕深や砕土状態を確認して作業する必要がある。(2)大豆における浅耕栽培の影響:浅耕栽培おける窒素施肥や麦稈施用は、生育を抑制させる場合がある。(3)大豆における無中耕無培度栽培の適応品種と収穫作業ロス:無中耕無培度栽培では、耐倒伏製の高いコトユタカが倒伏し易いフクユタカより収穫ロスが少なくなるが、6月中の播種ではコトユタカでも収穫ロスが増加する場合がある
|
カテゴリ |
乾燥
栽培体系
新品種
施肥
大豆
排水性
播種
品種
輪作
|