課題名 |
近畿地域の伝統野菜の高品質安定生産技術と地産地消モデルの開発 |
研究機関名 |
奈良県農業総合センター
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研究分担 |
野菜栽培
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研究期間 |
継H16~18 |
年度 |
2006 |
摘要 |
地域伝統野菜の生産振興を図るため、機能性・栄養性に着目した高品質化生産技術を開発することが目的。1.機能性・栄養性向上のための生産技術の確立ヤマトマナでは、栄養性・機能性は生育日数の増加に伴い減少すること、抗酸化活性・ポリフェノール含量は栽培前日までの日照時間や日射量と正の相関があること、栄養性・機能性の栽培時期による変動はコマツナと大きな差が見られないこと、大和太ネギでは、抗酸化活性について4品種・系統間での明らかな差が見られないこと、11月収穫と比較し1月収穫で抗酸化活性が著しく向上することをそれぞれ確認した。今後、栽植間隔・施肥条件の影響の確認、現地育成系統との比較を行う必要がある。2.地産地消推進モデルの開発では消費者が伝統野菜に持つイメージ、大和まなの購買意向を持つ消費者の特徴等を明らかにした。今後実需者の意向解明、伝統野菜の生産による経営評価が必要である。
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カテゴリ |
あぶらな
機能性
経営管理
こまつな
施肥
伝統野菜
ねぎ
品種
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