課題名 | 常温貯蔵が可能で不良環境・病害虫に強いスーパーセル苗の開発 |
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研究機関名 |
奈良県農業総合センター |
研究分担 |
野菜栽培 |
研究期間 | 継H16~18 |
年度 | 2006 |
摘要 | 常温貯蔵が可能で土壌の乾燥や病害虫に強いセル苗育成技術について、適応地域・作期の拡大と害虫抵抗性の機構を解明することが目的。1.スーパーセル苗の開発では、鉢上げや定植前の施肥によりナス、トマト、チンゲンサイ、ホウレンソウのセル貯蔵苗の収穫開始時期は早まった。キャベツ・ブロッコリーが属するB.oleracea の品目の耐虫性には品目間差異が見られた。.oleracea に属する品目以外には耐虫性が確認されない。B.oleracea に属する、あるいは近縁な品目の不良環境・害虫に対する強さを検討する。また、スーパーセル苗はキスジノミハムシ、コナガの食害が少なかった。ワックスレスキャベツは苗を老化させても耐虫性が付与されなかった。品目に対する効果の評価と要因解明が必要である。レタスについて耐虫性の評価と植物体成分の組成を検討する。春夏作ブロッコリー、キャベツ、レタスにおいてスーパーセル苗による栽培が可能であることを確認した。収穫期がやや遅れることが問題である。春夏作レタスの現地実証試験が必要である。 |
カテゴリ | 害虫 乾燥 キャベツ 栽培技術 施肥 チンゲンサイ 抵抗性 トマト なす ブロッコリー ほうれんそう レタス |