課題名 |
和歌山伝統野菜の高品質安定生産技術開発 |
研究機関名 |
和歌山県農林水産総合技術センター農業試験場
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研究分担 |
栽培部
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研究期間 |
完H16~18 |
年度 |
2006 |
摘要 |
目的:地域特産物である和歌山ダイコンを振興するため、す入り軽減技術、貯蔵技術、効率的採取技術の開発を行うとともに、和歌山ダイコンおよびきしゅううすいの生産、流通、消費実態の解明と課題の摘出を行う。成果:(i)和歌山ダイコンのす入り軽減技術では、基肥の施用割合を少なくし追肥重点施肥とすることです入りの発生が少なくなることを明らかにした。(ii)葉付きの和歌山ダイコンの貯蔵温度は、1℃で30日、5℃で20日、葉が加工利用できる程度に貯蔵が可能であった。また、包装方法は、ダンボール箱内でT社鮮度保持フィルムで包装することにより、約35日間の貯蔵が可能であった。(iii)消費者アンケートによると、回答者の年齢が高まれば和歌山ダイコンやきしゅううすいを知る消費者の比率や購入経験のある消費者の比率が高くなる。これら伝統野菜の消費拡大には、消費者へのPR(特に40歳までの若い主婦層)が必要であると考えられる。
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カテゴリ |
加工
消費拡大
施肥
だいこん
伝統野菜
保存・貯蔵
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