| 課題名 |
高付加価値化を目指した花きの栽培、流通技術の確立 |
| 研究機関名 |
島根県農業技術センター
|
| 研究分担 |
花きG
|
| 研究期間 |
H16~18 |
| 年度 |
2006 |
| 摘要 |
目的:切り花生産地では差別化を図るために日持ち性を重視した生産・流通体系に移行しつつある。そこで、島根県の主要品目であるキク、トルコギキョウ等について、日持ち性を高める栽培方法や鮮度保持技術を確立し、「島根の花」の高付加価値化を目指す。成果:1) キクでは、養水分管理方法や栽植本数が収穫後の日持ちに影響を及ぼし、秋ギク主要品種である‘神馬’では栽植本数が多く、茎が細いもので日持ち性がよくなることを明らかとした。また、収穫時期を遅くすることでボリュームのある切り花を長期間鑑賞できることを明らかにした。また、夏季高温時の輸送では縦箱湿式輸送で生け花後の花の品質が向上することを明らかにした。2) トルコギキョウでは、頂花出らい期の潅水量を過度に減らすことは、日持ち性を低下させることが判明した。収穫時刻により前処理剤の吸収量が変わり、朝8時収穫で日持ち性が向上することが判明した。また、過剰な前処理剤の吸収が切り花に障害を発生させて日持ち性を低下させることが判明した。 縦箱湿式輸送は、慣行横箱輸送に比較して花粉の受粉率が低下し、鮮度保持がよく優位性があることを示した。3) ボタンでは、エチレン発生は破らいから10%開花期に特に多く、この時期にエチレン作用阻害剤(1-MCP、STS)を処理することで日持ち期間が長くなることが判明した。また、切り花ボタンをポリエチレン製の袋に入れ、脱気包装後低温条件下で保存することで、収穫直後の新鮮な切り花を2週間保持でき、開封後も正常に開花する新しい技術を開発した。また、脱気包装中に呼吸が行われているため保存に用いる袋にはガス透過性の高い袋が良いことを明らかにした。
|
| カテゴリ |
馬
きく
高付加価値
受粉
鮮度保持技術
トルコギキョウ
品種
ぼたん
輸送
|