課題名 |
野菜系統適応性検定試験(たまねぎ、ヤーコン) |
研究機関名 |
北海道立北見農業試験場
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研究分担 |
畑作園芸科
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研究期間 |
継S40~ |
年度 |
2007 |
摘要 |
目的:農研機構の育成系統について当地方における適応性を検定する。、成果:[たまねぎ]「月交23号」:「スーパー北もみじ」と比較して、収量性が低いため総合評価を標準品種より劣るとしたが、規格内収量は「クエルリッチ」とほぼ同程度であることから、本系統の特性(高機能性)を生かした付加価値販売等が見込めれば実用品種としての栽培も可能と考える。、[ヤーコン]「SY234」:茎長は長く、茎数は多かった。平均イモ重はかなり軽く、規格内収量も指数で‘17’であった。イモの形状の揃い、表面の滑らかさはやや劣った。外皮は赤色、肉色は淡橙色であった。食味は同等であった。「SY235」:茎長はかなり長く、茎数は同等であった。平均イモ重はかなり軽く、規格内収量も指数で‘34’であった。イモの形状の揃い、表面の滑らかさはやや劣った。外皮は赤色、肉色は淡橙色であった。シャリシャリとした歯触りはやや劣るが、食感は同等の評価とした。甘味は上回り、ブリックス値も高かった。「SY236」:茎長はかなり長く、茎数はやや少なかった。平均イモ重はかなり軽く、規格内収量も指数で‘61’であった。イモの形状の揃い、表面の滑らかさはやや劣った。外皮は淡赤色、肉色は灰白色であった。シャリシャリとした歯触りはやや劣るが、食感は同等の評価とした。甘味は上回り、ブリックス値も高かった。「SY237」:茎長は長く、茎数は多かった。平均イモ重は軽く、規格内収量も指数で‘27’であった。イモの形状の揃い、表面の滑らかさはやや劣った。外皮は赤色、肉色は淡橙色であった。シャリシャリとした歯触りはやや劣るが、食感は同等の評価とした。甘味はやや強いと感じたが、ブリックス値はやや低かった。
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カテゴリ |
機能性
たまねぎ
品種
ヤーコン
良食味
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