秋播小麦新品種育成試験

課題名 秋播小麦新品種育成試験
研究機関名 北海道立北見農業試験場
研究分担 麦類科
研究期間 継H18~22
年度 2007
摘要 目的:耐病性、耐穂発芽性など障害抵抗性を具備した良質、多収品種を育成する。、成果:(a) 品種に関する試験:品種保存として360品種・系統を栽植、特性を調査した。(b) 交配およびF1養成:131組合せの交配、採種を行い、128組合せのF1の養成、採種を行った。F1の次年度取扱いは、38組合せを個体選抜、71組合せを集団養成、15組合せを雪腐病集団淘汰、1組合せを赤かび病集団淘汰、残りを廃棄とした。 (c) 個体選抜:F2~F4の38組合せ228,000個体を栽植、圃場選抜 (2,994個体、36,320穂)の後に穂発芽検定を行い、27組合せ4,865個体(または穂)を選抜した。 (d) 系統育種法による系統選抜、育成:F3世代9組合せ888系統を栽植し、圃場での形質、穂発芽検定の結果などから8組合せ108系統を選抜した。F4以降59組合せ494群1,450系統を栽植し、圃場での形質、穂発芽検定の結果などから38組合せ179系統を選抜した。 (e) 集団養成:161組合せ(うち22組合せは雪腐黒色小粒菌核病菌を接種した集団淘汰)を養成した。次年度の取扱いは、72組合せを継続、14組合せを穂別系統、残りを廃棄とした。 (f) 集団育種法による系統選抜、育成:系統選抜1年目20組合せ2,592系統を栽植し、圃場での形質、穂発芽検定の結果などから18組合せ173系統を選抜した。系統選抜2年目以降52組合せ489群1,350系統を栽植し、圃場での形質、穂発芽検定の結果などから33組合せ159系統を選抜した。 (g) 派生系統育種法による系統選抜、育成:系統選抜1年目31組合せ4,051穂別系統を栽植し、圃場での形質、穂発芽検定の結果などから31組合せ 406系統を選抜した。系統選抜2年目以降87組合せ735群2,219系統を栽植し、圃場での形質、穂発芽検定の結果などから56組合せ205系統を選抜した。(h)半数体育種法による系統選抜、育成:系統選抜1年目3組合せ1,135系統を栽植し、圃場での形質、穂発芽検定の結果などから3組合せ315系統を選抜した。系統選抜2年目以降24組合せ247群364系統を栽植し、圃場での形質、穂発芽検定の結果などから12組合せ54系統を選抜した。 (i) 特性検定試験:耐寒性(北見農試44品種系統)、雪腐大粒菌核病(北見農試44)、雪腐小粒菌核病(褐色小粒:上川農試479、黒色小粒:北見農試51)、紅色雪腐病(北見農試62)、褐色雪腐病(中央農試遺伝資源部130)、耐病性(コムギ縞萎縮病:中央農試478、赤さび病:中央農試85、赤さび病・うどんこ病:北見農試479、赤かび病:北見農試病虫科92、北見農試麦類科 スプリンクラーミスト灌水圃場噴霧接種532+ポイント接種30)、耐穂発芽性(十勝農試360、北見農試145)について実施した。、(j) 生産力検定予備試験及び小規模生産力試験:431系統+標準・比較2~7品種を24セットの試験区に分け反復なし~4反復で実施、89系統を選抜した。生産力検定予備試験の次年度の取扱いは、系適供試の1系統を新配付系統(北見84号)、6系統を継続とし、その他を廃棄とした。小規模生産力試験の選抜系統から16系統を新たに系適に供試する。、 (k) 生産力検定試験:地方番号系統として「北見82号」、「北見83号」の2系統と比較・ 標準7品種を供試し、 畦幅30cmの標準栽培、畦幅20cmのドリル標肥とドリル多肥の3試験を乱塊法4反復で行った。各地の奨励品種決定調査と合わせて検討の結果、「北見82号」「北見83号」ともに継続検討とした。
カテゴリ 育種 萎縮病 遺伝資源 うどんこ病 小麦 新品種育成 耐寒性 抵抗性 品種

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