| 課題名 |
麦類奨励品種決定現地調査 |
| 研究機関名 |
北海道立北見農業試験場
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| 研究分担 |
麦類科
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| 研究期間 |
継S28~ |
| 年度 |
2007 |
| 摘要 |
目的:育成系統について現地における適応性を検定し、奨励品種決定の資とする。、成果:(a) 春まき小麦:大空町では「北見春69号」は「春よ恋」と比較して、成熟期は同等だった。耐倒伏性は優った。子実重は「春よ恋」比84%だった。耐倒伏性は優るものの、外観品質及び収量性が劣ることから本年度の有望度は再検討。北見市では「北見春69号」は「春よ恋」と比較して、成熟期は並であった。稈長は短く、穂数も少ないため、耐倒伏性は優った。収量性では90%と劣り、千粒重もやや劣った。耐倒伏性では優るものの、収量性が低いことなどから本年度の有望度は再検討。 (b) 秋まき小麦:清里町では、「北見82号」は「ホクシン」に比べて稈長が長いこと、成熟期が-3~4日となること、収量はホクシン対比73%から、有望度の評価は「×:打切り」とする。大空町では「北見82号」は出穂期で1日、成熟期で6日遅れた。収量性は「ホクシン」比93%、本系統の特性であるコムギ縞萎縮病抵抗性は、未発生ほ場での試験のため判然としなかった。また、成熟期以降の草丈にバラツキが見られた。本年度の評価は「再検討」とする。「北海261号」は、「ホクシン」と比較して収量性の低下が著しいため、当地域での普及は困難と考えられ、本年度の評価は「打切り」とする。網走市では「北見82号」は「ホクシン」と比べて子実重で83%・千粒重で94%と劣り、熟期も若干遅い(出穂期・成熟期でそれぞれ1日遅)など、優位点は見られなかった。また、耐病性・耐穂発芽性についても今回は発生が無く、差が見られなかった。但し、現地試験初年度であることも鑑みて、評価は△(再検討)とする。北見市1では、「北見82号」は千粒重が上回り外観品質がやや優れたが、子実重では下回り収量性が劣ったことと、成熟期が2日遅いことから再検討とする。「北海261号」は出穂後、上位2葉に褐色の斑点症状が見られた。収量性・外観品質が若干劣り、成熟期も1日遅れたが、用途別秋まき小麦であることを評価した上で判断した結果、有望とする。北見市2(端野)では、「北見82号」は「ホクシン」に比べて成熟期でやや遅れ、収量性でもやや劣るが、縞萎縮病の発生程度がやや軽く、茎数確保に優れる事から再検討。「北海261号」は反復2で早期に枯れあがり、区間差が大きく、品質は整粒不足により劣ったが、縞萎縮病の影響をほぼ受けず、成熟期が同程度であり、収量性に優れることから有望とする。 (c) 二条大麦:網走市では、「北育41号」は熟期で標準品種並、収量面では整粒重で標準対比96%と若干低かったが、千粒重で上回り、短稈で耐倒伏性も優っていると見られることから、「標準並」とする。「北育42号」は標準品種と比較して、短稈で出穂期・熟期とも1日早いが、収量で97%と若干劣ったため、「標準並」とする。、 北見市では、「北育41号」は稔実粒数はやや少ないが、千粒重でやや重く収量性で勝り、落等要因を考慮すると、品質は同程度と思われ、成熟期でも同程度であることから、やや有望(○)とする。「北育42号」は1穂当たりの稔実粒数や千粒重が小さく、容積重、整粒歩合でやや劣るが、成熟期が1日程度早く、穂数確保に優れ、品質が同程度であり、収量性で大きく優ることから、有望(◎)とする。
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| カテゴリ |
萎縮病
小麦
抵抗性
品種
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