| 課題名 |
ニーズに対応した道産小麦の開発促進、、-高品質低コスト安定生産のための栽培技術開発、土壌・気象条件に対応した収量・品質の安定化技術- |
| 研究機関名 |
北海道立北見農業試験場
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| 研究分担 |
技術体系化チーム
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| 研究期間 |
新H19~21 |
| 年度 |
2007 |
| 摘要 |
目的:「きたほなみ」を安定的に生産するため、土壌診断、各生育ステージ(起生期等)の生育診断を活用した適切な基肥量、窒素追肥量を設定する。また、子実灰分含量の高い圃場でこれを制御する方策を検討する。、成果:、ア 起生期の生育量の変動実態調査、 本年は、明らかに過繁茂と認められた圃場はほとんどなく、起生期の生育量によって追肥量を加減している傾向が見られた。従来の報告同様、穂数は越冬前茎数が1,500本/m2程度で増減した。起生期茎数が1,500本/m2程度で穂数の増加はほぼ頭打ちとなっていたが、1,000本/m2程度でも穂数は470~740本/m2と差があった。このことから、起生期後の栽培管理で穂数は調整可能であることが示唆された。起生期の生育量は基肥窒素の影響を受けず、起生期の作物体無機養分濃度の多少も反映されていなかったことから、起生期生育量に与える作物体の養分状態の作用は少ないと考えられた。 一方、起生期の茎数、乾物重は越冬前の茎数の影響を受けており、冬損がほとんど見られない網走管内の現状においては、越冬前の生育量から起生期の生育量を類推できる可能性も考えられた。本年は、全体に倒伏の発生が少なかったが、倒伏程度に対する止葉期頃の茎数の関係では1,000本/m2程度以上、出穂期の乾物重では1,000g/m2程度以上から倒伏の危険性が増すと見られ、従来の知見(止葉期茎数800~900本/m2以上、開花期乾物重950g/m2以上)とほぼ同様の傾向であった。起生期の生育量を観察のみで簡易に判断できる指標として、枯葉が緑葉を著しく覆っていた場合などを除き、冠部被度は有効と考えられた。今後さらに検討を進める。、 イ 起生期の生育量に対応した窒素分肥体系の確立、 試験圃場における起生期の茎数は、680~2,000本/m2と試験場所によって差が大きかったが、過繁茂と観察された圃場は見られなかった。冬損はほとんど発生はなく、土壌の無機態窒素量は2~5kg/10aで圃場間の差は小さかった。0-8区は、8-0区に比べ起生期から幼形期にかけての茎数の増加は鈍かったが、その後の減少程度が緩やかであったため、成熟期における穂数に両区で差は見られなかった。4-4区は概ね、両区の中間から8-0区に近い推移を示した。倒伏は、成熟期直前の降雨により一部の試験区で発生した他は少なかったが、止葉期茎数及び開花期乾物重を指標として危険性を比較すると、8-0区に比べ0-8区では低減できる可能性が高いことが示唆された。8-0区に対して、4-4区または0-8区では、たんぱくがやや高くなった地点が多かったが、子実重、製品率、千粒重、容積重については処理間で一定の傾向は認められなかった。
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| カテゴリ |
小麦
栽培技術
低コスト
土壌診断
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