加圧過熱水蒸気処理した圃場・加工残渣等と蒸留残渣の混合飼料の評価

課題名 加圧過熱水蒸気処理した圃場・加工残渣等と蒸留残渣の混合飼料の評価
研究機関名 北海道立畜産試験場
研究分担 環境草地部
畜産環境科・
草地飼料科
家畜研究部
肉牛飼養科
研究期間 平成19年、~23年
年度 2007
摘要 目 的、 エタノール製造過程で生じる各副産物・残渣の付加価値を高めるため、これらを加圧過熱水蒸気処理により飼料価値を改善するとともに、栄養価の高い蒸留残渣と混合することにより優れた国産自給飼料を生産する技術を開発する。、成績の概要、(1)「1.0MPa10分」、「1.2MPa5分」、「1.4MPa0分」の処理により小麦稈のNDF含量は約25ポイント減少するが、それ以上に処理条件(圧力、処理時間)を強めてもNDF含量の低下は生じなかった。小麦稈のpHはNDF含量と高い相関が認められた。デンプン粕では処理に伴うpHの明瞭な変化は認められなかった。、(2)小麦稈の給与3時間の摂取量は「1.2MPa5分」で最も高い傾向がみられ、処理により嗜好性が高まった。1日の摂取量では「0.8MPa5分」~「1.4MPa0分」で処理した小麦稈は、未処理小麦稈よりも採食量は多く、給与量のほぼ全量が採食された。デンプン粕の日摂取量は処理条件(圧力、処理時間)が強いほど低下した。、(3)十勝産規格外小麦を原料とするエタノール蒸留残渣の飼料成分は、CPが51.9%で、大豆粕と同程度かもしくはやや高く、タンパク質源として考えるとともに、そのタンパク質分画である溶解性CP(CPs)割合、分解性CP(CPd)割合は大豆粕と加熱大豆粕の中間であった。
カテゴリ 加工 小麦 大豆粕

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