課題名 |
2.西洋なしにおける生殖器官発性遺伝子の、解析、 ア.西洋なしの早期開花系統の作出・解析、 イ.生殖器官において発現する遺伝子の解析の評価 |
研究機関名 |
山形県農業総合研究センター農業生産技術試験場
|
研究分担 |
バイオ育種科
|
研究期間 |
完15~19 |
年度 |
2007 |
摘要 |
早期開花性遺伝子を導入した西洋なしを利用し、これに生殖器官(花、果実など)で働く遺伝子を導入することで、その遺伝子の機能解析が短期間で可能な評価系を確立する。、、・MdTFL1遺伝子を導入した西洋なし「バラード」は馴化後1~2年で開花・結実することが示された。またCiFT遺伝子導入西洋なしは、馴化後1~2年目で開花・結実することが示され、さらに得られた後代実生が、播種後1年以内に開花・結実した。このことから、わずか1~2年で1世代を進める西洋なしの世代促進技術を確立した。、・果実軟化に関わるPG2遺伝子とCiFT遺伝子を導入した系統は、馴化後1~2年で開花・結実し、果実においてPG2遺伝子の発現を抑制することが確認された。よって、この早期開花系を用いることで、果実で発現する遺伝子の解析が最短2年で行えることが示され、西洋なしの生殖器官発現性遺伝子の早期評価系が確立した。
|
カテゴリ |
西洋なし
播種
ばら
|