課題名 |
堆肥を利用した牧草・飼料作物の低コスト栽培・調製技術の確立 |
研究機関名 |
福島県農業総合センター
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研究分担 |
畜産研究所
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研究期間 |
継H18-22 |
年度 |
2007 |
摘要 |
目的:牧草・飼料作物の生産性維持に必要な堆肥の効率的利用方法を検討することにより、自然循環機能を活用した飼料生産を目指す。、結果:(1)イタリアンライグラスと飼料用トウモロコシの単作栽培において、堆肥を効率的に利用した自給飼料生産体系の確立を目的とした。イタリアンライグラスでは飼料中のK/(Ca+Mg)当量比が3以上と高く、施用方法に改善が必要であった。また飼料用トウモロコシでは、飼料中のK含量が低く、施用方法に改善が必要であった。(2)収穫と播種時期の労働負荷軽減のため各作業機械の汎用性を明らかにするとともに新しい草種・品種の組合せを明らかにすることを目的とした。裏作物は収量性等から大麦のワセドリ2条またはライ麦の青刈りライ麦、春一番が適しており、飼料用トウモロコシは収穫時期と収量性の面から早生の37D25が適していた。また、飼料用トウモロコシ収穫直後(9~10月)に播種する場合であれば、イタリアンライグラスの収量性も向上する可能性が示唆された。コーンプランタを用いての裏作(牧草、麦類)の播種は不可能であることが明らかとなった。、
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カテゴリ |
イタリアンライグラス
飼料作物
飼料用作物
低コスト栽培
とうもろこし
播種
品種
ライ麦
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