マイタケ酵素を利用した高血圧予防食品の開発

課題名 マイタケ酵素を利用した高血圧予防食品の開発
研究機関名 新潟県農業総合研究所食品研究センター
研究分担 園芸特産食品科
研究期間 完H19
年度 2007
摘要 目的:タンパク質の分解により派生するペプチドのうち、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害ペプチドは、高血圧の改善・予防作用をもつとして最も注目されているものの一つである。そこでマイタケに豊富に含まれるタンパク質分解酵素(以下、マイタケ酵素)を利用してダイズタンパク質からACE阻害ペプチドを作出し、新たな機能性食品素材を開発する。、計画:ACE阻害ペプチドの効率的な生成条件に資するためにACE阻害ペプチドがダイズタンパク質のどの成分に寄与しているかを分析し、生成されたACE阻害ペプチドの単離・同定を行う。、成果:(1)5%ダイズタンパク質水溶液(pH 7.0調整)にマイタケ粉末を1%添加し、60℃6時間反応させることでACE阻害活性が最大となった。(2)ダイズの主要なタンパク質成分であるβ-コングリシニン、グリシニンを基質としたときの活性の差はほとんどなかった。(3)マイタケ酵素によるダイズタンパク質分解物よりACE阻害活性の比較的高い数種のペプチドを単離した。(4)ペプチド以外にもACE阻害活性が高いと報告されているニコチアナミンの存在を確認した。
カテゴリ 機能性食品 大豆

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