| 課題名 |
冷水病対策技術開発研究 |
| 研究機関名 |
滋賀県水産試験場
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| 研究分担 |
環境病理担当
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| 研究期間 |
継H19~ |
| 年度 |
2007 |
| 摘要 |
天然水域や養殖場においてアユに多大なる被害を与えている冷水病の被害軽減を図るため、冷水病に対する抗病性を付与する技術ならびに冷水病ワクチンの開発試験を行った。これらの成果の一部は水産学会および魚病学会(9月北海道で開催)で発表し、加温飼育による冷水病の予防治療技術等直接実用化が可能な成果については、県内の養殖業者等への巡回指導を通じて、適時技術指導を行った。、(1)アユを冷水病に感染させて加温処理で治療すると高い抗病性を獲得する。これは強い感染を受けたアユほど魚体内の冷水病菌数が多く、それによって治療後の血中抗体価は高くなり、その結果、再感染時は魚体内での冷水病菌の増殖が抑制されるためであることが明らかとなった。、(2)冷水病に対する治療薬スルフィソゾールナトリウム、23℃加温および28℃加温の治療効果を調べた結果、スルフィソゾールナトリウムおよび23℃加温は治療効果はあるものの、魚体内および飼育水中から冷水病菌が検出された。それに対して28℃加温では高い治療効果に加えて、魚体内および飼育水中ともに冷水病菌は検出されなかったことから、再発も予防できると考えられた。、(3)昨年度はヤナで漁獲されたアユが冷水病を発病し、死亡が10%に達した時点で、加温処理を行うと高い抗病性が付与できたが、本年度の2回の試験ではともに冷水病を発病させずに漁獲3日後から加温処理を行っても高い抗病性を付与できた。このことから、自然発病した冷水病でアユを死亡させずに抗病性を付与することができる可能性が示唆された。、(4)水産総合研究センター養殖研究所で試作されたアユ冷水病新型マイクロカプセル化ワクチン(NCワクチン)の有効性を評価したところ、有効性は認められなかった。、(5)ホルマリンで不活化した冷水病菌を凍結乾燥したワクチン(FDワクチン)の有効性を評価したところ、平均体重2.2gおよび6.4gのアユについて副作用なく効果が認められた。、(6)アユの冷水病対策(除菌、治療)には加温処理が有効であるが、そこで、加温処理が種苗性に悪影響を及ぼすかどうか、アユのナワバリ性、飛び跳ね性、成群性等の試験を行った。、(7)加温処理を多数回行った種苗でもナワバリ性は保持しており、また他の項目においても非加温種苗より劣るという結果は得られなかった。多回加温処理は放流用アユ種苗等への悪影響はないと思われ、養殖現場での加温処理普及における基礎資料となる。
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| カテゴリ |
乾燥
治療技術
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