中山間地域における森林バイオマス資源の有効利用調査事業

課題名 中山間地域における森林バイオマス資源の有効利用調査事業
研究機関名 高知県立森林技術センター
研究分担 資 源
利用課
研究期間 完16~19
年度 2007
摘要 目的:基幹産業である施設園芸における暖房設備の代替燃料として木質バイオマスを低コストで安定的に供給できるシステム化の可能性を実証する。、成果:ヒノキの皮付き辺材を原料とした木質チップを、回転ドラム式チップ乾燥装置を用い、各種条件(乾燥場所、送風の有無、温度・湿度の高低)で試験し、その乾燥経過を観察した。、 チップを乾燥させるには特に送風と湿度が重要であり、湿度が高いと送風の効果も得られないことが判った。条件が良ければ8時間で含水率160%程度のチップが最大10%程度まで乾燥した。、 1個所に集められた林地残材の収集、脱着装置付運搬車を用いた収集、林内作業車(U-4BG1)を用いた収集の3条件で収集を行った場合の、それぞれにかかる経費を試算し比較した。、 1個所に集められた林地残材の収集が、約580円/チップm3で最も安くなった。脱着装置付運搬車を用いた収集が約1,590円/チップm3で、複数のコンテナを有効に活用することで、さらに経費を下げることが可能と考えられる。林内作業車を用いた収集は、約2,300円/チップm3で、今後は造材の過程で作業道端に残材を集積することで、経費を下げることが可能と考えられる。、
カテゴリ 乾燥 施設園芸 中山間地域 低コスト

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