| 課題名 | l.生物機能等の利用による茶の病害虫防除技術の開発及び抵抗性系統の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2008010609 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,野茶研,茶IPM研究チーム |
| 協力分担関係 |
株式会社アグリボ 鹿児島県農業開発総合センター |
| 研究期間 | 2006-2010 |
| 年度 | 2008 |
| 摘要 | 1)拮抗微生物等による茶病害の持続的制御技術の開発に向けて、輪斑病拮抗菌(菌株MP06)は胞子濃度約1×106個/ml以上で病原菌の接種直後に処理した場合に農薬とほぼ同等の防除効果を示すことを明らかにした。炭疽病菌に対する抵抗性機作の組織学的解明では、抵抗性の異なる品種でカロースの蓄積に差違を認めた。また、プラントアクティベータ処理は茶で持続的かつ全身的な病害抵抗性を誘導し、炭疽病、輪斑病、赤焼病に対する防除効果を示すこと、茶の生育や成分に悪影響を及ぼさないことを確認した。2)行動制御による茶害虫防除技術として、夜間照明の影響を検討し、チャノコカクモンハマキの交尾・産卵に対しては、ある種の波長の光が影響することを明らかにした。また、ナガチャコガネ成虫期に粒剤を局所施用することにより、幼虫の密度が低下し、翌年の一番茶の被害が回避されること、および卵の発育と温度の関係を明らかにした。土着天敵類の保護・利用技術として、クワシロカイガラムシの天敵寄生蜂ナナセツトビコバチの動態調査に利用できる可能性のあるフェロモンを見出した。また、ハマキガ類の寄生蜂では、卵に寄生するタマゴコバチ類が最も優占しており、ハチの発生数が増加すると、ハマキガ類卵塊への寄生率も高くなった。3)病害抵抗性系統の育成に向けて、「さやまかおり」と「みなみさやか」の交雑後代における炭疽病抵抗性を明らかにした。また、暖地向き早生系統で炭疽病・輪斑病抵抗性の「枕系47-18」を品種登録候補系統とした。 |
| カテゴリ | 病害虫 害虫 炭疽病 茶 抵抗性 土着天敵 農薬 病害虫防除 病害抵抗性 品種 フェロモン 防除 |