ウ 環境負荷低減に寄与する農業機械・装置等の開発

課題名 ウ 環境負荷低減に寄与する農業機械・装置等の開発
課題番号 2008010704
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,特別研究チーム(ドリフト)
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,基礎技術研究部
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,生産システム研究部
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,園芸工学研究部
農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,畜産工学研究部
農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,評価試験部
協力分担関係 井関農機(株)
小橋工業(株)
(株)IHIスター
(株)ササキコーポレーション
(株)丸山製作所
ヤマホ工業(株)
(株)共立
(株)山本製作所
大阪市立大学
(株)日本ロックウール
研究期間 2006-2010
年度 2008
摘要 1)高精度畑用中耕除草機は、ほ場試験によって、湿潤土壌でも砕土性能、雑草防除効果が高く、大豆の増収効果も期待できることを実証し、従来機の1.5~2倍の高速作業が行える実用機を開発した(21年度市販予定)。害虫の行動特性を利用した防除装置では、試作した超音波発振装置のヤガ防除効果を確認し、指向性等を改良した超音波発振装置を試作した。水稲種子加熱水蒸気及び乾熱空気による処理方式は、基礎試験の結果、両方式とも発芽率を低下させず殺菌効果があることを確認した。2)環境保全型汎用薬液散布装置を農家ほ場で作業に供試して、円滑な作業が可能でその作業履歴情報は確実に記録できること、複数の作物及び病害虫に対する防除効果は慣行防除と同等であることを実証し、市販化に向けた改善事項を把握した(21年度に市販化予定)。果樹用農薬飛散制御型防除機では、試作1号機は、付着性能を確保しつつドリフト低減効果を維持できることを確認するとともに、樹体検出試験装置を試作し機能を確認した。高精度高速施肥機は、ベース機による基本性能試験でGPS速度情報及び肥料物性情報に基づくシャッタ開度制御性能を確認し、その成果を組み込んだ1号機を試作した。臭気の効率的な脱臭装置では、循環水中の窒素分を濃縮・回収するための基礎調査を行い、生物脱臭塔を試作して農家の堆肥化装置に設置するとともに、生物脱臭材料の冷却を防止し除塵機能を有する処理装置を試作した。堆肥化施設から発生する温室効果ガスの原単位調査では、密閉縦型堆肥化装置の温室効果ガス排出量を実測し、温室効果ガス排出係数を求めた。排出ガス評価のために、エンジンの実働負荷を測定する自脱コンバイン用のエンジン出力軸トルク測定装置を開発し、3~4条刈の実機によるほ場試験で実用性を確認した。
カテゴリ 肥料 病害虫 害虫 環境負荷低減 機械化 雑草 GPS 市販化 除草機 施肥 大豆 農薬 防除

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