課題名 | (2)昆虫・昆虫間、昆虫・植物間相互作用の解明と利用技術の開発 |
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課題番号 | 2008010725 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所 |
研究分担 |
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット (独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,昆虫-昆虫・植物間相互作用研究ユニット |
協力分担関係 |
独立行政法人農業環境技術研究所 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 神奈川県 国立大学法人九州大学 国立大学法人岐阜大学 |
研究期間 | 2006-2010 |
年度 | 2008 |
摘要 | 1.ツマグロヨコバイ唾液中から得たカルシウム結合タンパク質のカルシウム結合部位は複数個あると推定された。また、他に唾液中から得られた4種のタンパク質の配列は、いずれも既存のタンパク質との相同性が低く新規のタンパク質と考えられた。2.ツマグロヨコバイ頭部抽出物の活性染色を行ったところ、唾液腺から分泌され、吸汁メカニズムに何らかの役割を果たすと考えられるβ-グルコシダーゼのアイソザイムを検出した。また、β-グルコシダーゼのN末アミノ酸配列をもとにcDNAの全長配列のクローニングを行い、分子量や等電点が異なる複数のクローンを得た。これらのクローンが複数のアイソザイムに対応すると推定した。 3.イネのツマグロヨコバイ抵抗性候補遺伝子は、選択的スプライシングによって2種類の成熟RNAを生じることがわかり、過剰発現組換え体イネを作るためのコンストラクトを作成した。4.クワ乳液中から得た耐虫性タンパク質遺伝子を導入したシロイヌナズナ形質転換体を作成したが、タンパク質の発現量が少なく、エリサンに対する成長阻害効果は弱かった。5.クワからカイコ幼虫体内に取り込まれるケルセチン配糖体は、繭タンパク質中に分泌されるが、生物学的な機能として、紫外線透過を抑制して紫外線の酸化障害からカイコを守る機能を果たしていることを明らかにした。6.ナミヒメハナカメムシのランダムDNA断片の解析で合計152kbの塩基配列を確定した。その中には、ミニサテライト29、マイクロサテライト2クローンなど、DNA多型検出に利用できる可能性のある物が多数確認された。7.ナミヒメハナカメムシ(ナミ)のマイクロサテライト(MS)9遺伝子座は、タイリクヒメハナカメムシ(タイリク)、コヒメハナカメムシ(コヒメ)で増幅産物が確認できた。タイリクのMSは、ナミ、コヒメで全く増幅産物が得られない場合があり、ナミのMSより汎用性が低いと考えられた。8.ゴマダラカミキリはエゾノキヌヤナギも加害するため、ヤナギへの誘引をミカンと比較したところヤナギで育った個体はヤナギに、ミカンで育った個体はミカンにより誘引されることが明らかとなった。ミカンで育った個体に対して誘引活性のあったセスキテルペン類はヤナギから検出されなかった。9.ケブカアカチャコガネの雌が放出する性フェロモン化合物を同定し、その活性を野外で確認した。 |
カテゴリ | カイコ カメムシ くこ 性フェロモン 抵抗性 |