課題名 | e.病害虫複合抵抗性品種を中核とした新栽培体系による馬鈴しょ良質・低コスト生産技術の開発 |
---|---|
課題番号 | 2009013842 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,北農研,バレイショ栽培技術研究チーム |
協力分担関係 |
種苗管理センター 十勝農協連 芽室農業協同組合連合会 北海道立工業試験場 雪印種苗株式会社 北海道農材工業株式会社 株式会社共成レンテム |
研究期間 | 2006-2010 |
年度 | 2009 |
摘要 | 1)病害虫複合抵抗性の導入において、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性とそうか病抵抗性を有する「北海103号」を選抜し地方番号を付した。さらに、シストセンチュウ抵抗性に加え、疫病抵抗性及びそうか病抵抗性を併せ持つ「03132-4」及び「04077-1」の2系統を選抜した。疫病ほ場抵抗性の「北海101号」は、深植え栽培により中位の大きさの規格割合が増加する反応を示し、「さやか」と同様に深植え適性を示した。「北海101号」は、いもの肥大が「男爵薯」より早く、多肥疎植で2L規格以上に内部異常を認めたが、適正な栽植密度及び施肥水準に早期培土を加えることにより内部異常の抑制が可能であることを示した。2)馬鈴しょの収穫時に塊茎同士や石礫などが衝突して生ずる塊茎打撲は、製品の歩留まり低下を引き起こす重要な問題である。そこでリアルタイムにデータ取得が可能な加速度センサを利活用し、積算加速度により塊茎打撲発生率の予測及び発生要因の解析を可能にして、調査に要する時間と労力の簡易化を行った。3)イヌホオズキとツユクサは洗い出し法により、シロザは比重分離法により、埋土種子の回収が可能であることを明らかとした。シロザの埋土種子逓減法として、6月中旬以降に窒素成分の多い肥料を施用してロータリ耕うんすることが有効であることを明らかとした。4)植物由来のふ化促進物質を土壌中のシストセンチュウ防除に有効利用する方法として、6mm径ゼオライトまたはゼオライト+珪藻土ペレットにふ化促進物質を吸着させ、このペレットを汚染土壌に混和することにより、従来より高いセンチュウ密度低減効果が認められることを明らかにした。粉状そうか病防除では、20年度までにほ場試験で選抜した拮抗糸状菌2菌株を用いて、液体培養菌体またはふすま培養菌体の懸濁液に種いもを浸漬処理して粉状そうか病発生ほ場で栽培したところ、被害軽減効果が認められた。一方、そうか病の発病を抑制する拮抗菌は、バーミキュライト・オートミール培地で培養した菌体を土壌に体積比で10%量混合したところ、そうか病甚発生ほ場でもそうか病の発病を軽減することが明らかとなった。マクロアレイ法よる簡易な検定手法としてマイクロプレートハイブリダイゼーション(MPH)法を導入し、12種ウイルスについて、MPHに必要となるDIG標識プローブを作製し、それぞれが非特異反応なくターゲットとなるウイルスのみを検出できることを確認した。また、ゴミムシ類がヨトウガ幼虫の有力な捕食性天敵であることをほ場でも確認した。 |
カテゴリ | 肥料 害虫 栽培体系 水田 施肥 抵抗性 抵抗性品種 低コスト ばれいしょ 防除 ほおずき 輪作 |