課題名 | イ 消費者ニーズに対応した農畜産物の供給に寄与する農業機械・装置等の開発 |
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課題番号 | 2009013974 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,園芸工学研究部 農業・食品産業技術総合研究機構,生物系特定産業技術研究支援センター,畜産工学研究部 |
研究期間 | 2006-2010 |
年度 | 2009 |
摘要 | 1)いちごの選別包装・品質保持技術では、開発した果柄把持パックは流通時の損傷発生が少なく、質量減少を抑えられるなど、品質保持効果を明らかにし、流通業者等から特に輸出あるいは果肉が柔らかく通常の流通に適さない品種へ適用が可能との評価を得るとともに、試作した自動パック詰め装置の作業試験を行い、1パック(6果)当たり約30秒の能率、90~97%の精度でパック詰めできることを確認した。連続搬送式果実洗浄機では、りんご等の輸出向け果実を連続して搬送し、水滴を含んだ圧縮空気の旋回流を上下の凹部に同時に噴出して、ハダニ類を除去する装置を開発し、現地試験で慣行の手作業の約3倍と効率的に除去できることを確認した(22年度に市販化予定)。2)乳頭汚れ検出装置では、改良した乳汁中の活性酸素消去能測定装置で簡易に現場測定できることを確認するとともに、活性酸素消去能に乳汁中の溶存酸素量と温度の変化が影響することを明らかにした。 |
カテゴリ | いちご 機械化 市販化 品質保持 品種 輸出 りんご |