課題名 |
ハマナスW2を用いた系統交雑繁殖雌豚の飼養管理技術 |
研究機関名 |
北海道立畜産試験場
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研究分担 |
家畜研究部中小家畜育種科
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研究期間 |
平成19年~21年 |
年度 |
2008 |
摘要 |
目 的:、大ヨークシャー系統豚(ハマナスW2)を用いたF1交雑雌豚について、遺伝的繁殖能力を最大限に発揮できる妊娠期および授乳期の飼養管理方法を検討する。、成 績:、(1)離乳後6日以内に発情再帰を確認した頭数割合は、84日区が98日区より、また離乳後25日以上に発情を確認した頭数割合は、H区がL区より少ない傾向にあった。妊娠期の増給期間を遅らすことでエネルギーの充足率は高まったが、発情再帰日数の遅延を軽減する効果は認められなかった。授乳期飼料のリジン含量を高めることで、離乳25日以降に発情再帰する個体を軽減する効果が期待された。、(2)妊娠84日における胎児重量および胎盤重量を除いた妊娠1-84日の増体量は-4.3±8.8kg、P2脂肪厚の増加量は1.0±1.5kgと変化量が小さく、維持量給与によって体重変化を最小限に調節することが可能であった。従来の給与基準はハマナスW2Lにおいて妊娠期間の給与基準として利用できると考えられた。
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カテゴリ |
飼育技術
なす
繁殖性改善
豚
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