課題名 |
大規模葉たばこ経営のための環境保全型栽培と乾燥システムの自動化 |
研究機関名 |
福島県農業総合センター
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研究分担 |
作物園芸部
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研究期間 |
継H18~H22 |
年度 |
2008 |
摘要 |
目的:パイプハウス条件下での黄変期以降における乾燥の自動化の検討を行い、パイプハウスでの乾燥作業を自動化して省力・効率化する。、成果:(1)環境保全型葉たばこ栽培では、生分解性マルチフィルムを展張した場合の雑草抑制効果が期待されるリビングマルチ(百万石)を播種してその効果を検討した。百万石1.0kg/a播種では効果はなかったが、1.5kg/aと2.0kg/a播種では無処理に比べてそれぞれ47%、61%の雑草抑制効果があった。しかし、下葉収穫前に百万石の成長によりフィルムが破損し雑草が繁茂し抑制にはならなかった。(2)パイプハウス内葉たばこの乾燥の自動化を目指して、乾燥条件決定の基礎データを得るため、中葉、合葉、幹刈り乾燥時に移動式簡易温湿度制御乾燥装置を用いて葉の乾燥状況およびつり込み密度について、21年度から全面転換される品種「たいへい」を用いて検討した。その結果、乾燥装置を用いた乾燥では1.5倍量の吊込み量でも慣行乾燥と同等の品質が確保できた。
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カテゴリ |
病害虫
乾燥
経営管理
雑草
たばこ
播種
品種
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