課題名 |
銘柄福島牛の効率的生産技術の確立 |
研究機関名 |
福島県農業総合センター
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研究分担 |
畜産研究所
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研究期間 |
継H18~H22 |
年度 |
2008 |
摘要 |
目的:肥育素牛の能力を最大限に引き出すため、育成期から出荷までの高度栄養・飼養管理技術を開発し、肥育期間短縮による生産性の向上(低コスト化)や高品質化・高位平準化を図る。また、飼養管理における快適さの指標を牛の生体情報をモニタリングにより、ストレスのない安心・安全な肉牛生産技術を確立し、農家経営の安定や銘柄「福島牛」のより一層のブランド化に寄与する。、成果:セリ導入子牛の短期肥育技術の検討では、セリ導入後チモシー乾草のみ1ヶ月間給与することは、慣行法に比べ肥育前期の増体量を小さくさせるが、肥育後期まで食滞が見られず、「腹づくり」を促進させる効果が見られた。肥育後期飼養管理技術の検討では、肥育後期にパイン粕を添加すると濃厚飼料の採食量が増加する傾向がみられた。一方、肥育全期間にパイン粕を添加した場合は、添加区と無添加区で差はみられなかった。また、快適飼養環境下における効率的肥育技術の確認とおいしい牛肉生産のための実証試験では、飼養環境ストレス(1頭あたりの使用面積、餌槽の幅)の高低による産肉性の違いの検討を行ったが、1日増体量、枝肉成績、不飽和脂肪酸のオレイン酸の割合について差はみられなかった。
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カテゴリ |
経営管理
効率的生産技術
飼育技術
出荷調整
せり
低コスト
肉牛
肥育期間短縮
モニタリング
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