課題名 |
バラの根腐病および根頭がんしゅ病に対する複合抵抗性台木の育成 |
研究機関名 |
岐阜県農業技術センター
|
研究分担 |
花き部
|
研究期間 |
完H18~20 |
年度 |
2008 |
摘要 |
目的:ロックウール栽培における養液を介在した根腐病および土壌を介した根頭がんしゅ病に対する最も有効な対策は、これら病害に対する抵抗性を持つ台木の育成である。そこで、これら土壌伝染性病害に対し複合的に抵抗性を持つ台木を育成し、生産性の安定・向上と減化学農薬を可能とする環境保全型農業生産の推進を図る。、計画:これまでの研究により、両病害に対し極めて強い抵抗性の品種をそれぞれ見い出し、形質が遺伝することを確認している。しかし、両品種で倍数性が異なるため、両者を交配しても後代の育成が困難になることから、2倍体を倍数化して4倍体とし、これらを交配して得られるF1について両病害に対する抵抗を検定し、遺伝特性を明確にして複合抵抗性台木を育成する。、成果:育成された複合抵抗性交雑系統の適性を調査したが、発根率や接ぎ木の成功率は対象のオドラータと比較して大差がなかったものの、樹勢が極端に弱く実用性は低かった。
|
カテゴリ |
病害虫
台木
接ぎ木
抵抗性
根腐病
農薬
ばら
品種
|