課題名 |
化学農薬の効率的使用による病害虫防除技術 |
研究機関名 |
奈良県農業総合センター
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研究分担 |
虫害防除
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研究期間 |
新(H20)~(H22) |
年度 |
2008 |
摘要 |
県下で発生している防除困難な病害虫に対し、効率的な農薬の使用により防除技術を組み立て、現地への普及定着を図ることが目的。1.イチゴハナゾウムシの発生消長調査:常発圃場における見取りおよびサンプリング調査を行う。現地100花房の蕾について被害蕾率、発育ステージ別比率について調査を行う。イチゴ圃場周辺の発生源となる野生寄主植物はクサイチゴとノイバラであった。イチゴ本圃での加害開始は4月上旬であり、この時期が薬剤による1回目の防除適期と考えられた。2.防虫ネットの効果:現地の設置区、無設置区各3aについての被害蕾率、設置区、無設置区での被害の比較を行う。室内試験で1mm以下の目合いの防虫ネットが成虫侵入抑制に効果が高いと考えられた。現地圃場試験では今年度は自然発生量が著しく少なかったため、侵入抑制程度は判然としなかった。3.殺虫剤感受性検定方法の検討:殺虫剤10種、成虫10頭×3反復、葉片浸漬と虫体浸漬による死虫率と食害程度、死虫率、食害程度について調査する。今年度は自然発生量が著しく少なかったため、試験に十分な個体数を確保できなかった。
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カテゴリ |
病害虫
いちご
害虫
農薬
ばら
病害虫防除
防除
薬剤
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