近畿圏の花とみどりを創出する環境適応性に優れた花き苗の開発

課題名 近畿圏の花とみどりを創出する環境適応性に優れた花き苗の開発
研究機関名 奈良県農業総合センター
研究分担 花き栽培
研究期間 完(H18)~(H20)
年度 2008
摘要 流通・小売り段階における不良環境に耐え、消費段階での生育も良好となる環境適応性に優れた花き苗を開発すため、出荷予措による環境ストレス下での品質保持技術の開発を行う。乾燥耐性を高めるための塩類灌注処理において、最適なナトリウム、カリウム、チッソ、リン酸等の施肥成分の配合処方を組立てる。また、栽培時の施肥量の影響、灌水による効果の持続性について検証を加える。有効塩類濃度を75mM、硝酸態N:175ppm、アンモニア態N:75ppm、PO4-P:250ppm、K:1369ppm、Na:344ppmとする前処理液の処方を作成した。この前処理液はパンジー・ペチュニア等主要16品目で問題なくかん注処理でき、出荷後の断水条件下において、萎凋に達するまでの期間が延長されることを明らかにした。また、この効果が多肥で小さくなること、店頭および消費者定植後を想定した3日程度の灌水によって速やかに解消されることを明らかにした。固化培地を用い環境適応性を付与した花き苗は、機能を評価する一定の消費者によって購入されたが、コンジョイント分析で得られた結果ほどには売上数は伸びなかった。広く普及させるためには、機能の理解を促したり、利用場面を提案するなど、便益に対する納得と安心感を与えるような販売促進活動を継続的に実施する必要がある。小売業者においては、外観・機能・管理の点でポット苗より高く評価された。店頭で品質を維持でき、管理の省力化ができる高機能商材としての価値を伝えることで、小売店での取扱が期待できる。
カテゴリ 乾燥 栽培技術 出荷調整 省力化 施肥 パンジー 品質保持 ペチュニア

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