課題名 | キクのエコ生産を実現するLEDを用いた防蛾照明栽培技術の開発 |
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研究機関名 |
広島県立総合技術研究所農業技術センター |
研究分担 |
栽培技術・生産環境 |
研究期間 | 新H20~22 |
年度 | 2008 |
摘要 | 花きを食害するオオタバコガやハスモンヨトウ等の夜蛾類は,薬剤抵抗性を獲得したために,殺虫剤による防除が非常に難しい。カーネーションやバラでは,これに替わる防除法として,産卵のために圃場に飛来する成虫に対して,高い防蛾効果がある防蛾用黄色蛍光灯による夜間照明の利用が進んでいる。しかし,短日植物であるキクでは,その照明によって開花時期が著しく遅れてしまう上,切り花品質が低下するという致命的な問題があるため利用できない。、 近年,様々な用途で急速に利用拡大されつつある発光ダイオード(LED)に着目し,その優れた特性を最大限活用した新しい防蛾用光源として機能させることで,キクに開花遅延させることなく,防蛾効果を発揮する超高輝度LEDを活用した照明栽培技術を開発し,全国のキク産地が抱える難問題の解決を図る。 |
カテゴリ | カーネーション きく 栽培技術 抵抗性 ばら 防除 薬剤 |