課題名 |
ニーズに対応した道産小麦の開発促進 1.ニーズに対応した高品質小麦開発の促進 1)中華めん用等硬質秋まき小麦の開発促進 (2)中後期世代における品質検定 |
研究機関名 |
北海道立北見農業試験場
|
研究分担 |
麦類科
|
研究期間 |
完H19~21 |
年度 |
2009 |
摘要 |
(2)中後期世代における品質検定、 1) 目的:道産小麦の用途拡大のため、中華めんなど秋まき硬質小麦品種の開発を促進する。、 2) 成果:農業特性の選抜においては、病害障害抵抗性に加え、収量×蛋白含有率を考慮した選抜を行った。供試材料に原粒蛋白が「ホクシン」より1%程度高く、「キタノカオリ」並の材料が認められた(「北見85号」等)。、 選抜系統のビューラー製粉60%粉を用いて各種品質分析を行った。製粉歩留についてはほとんどの供試系統が「キタノカオリ」より優れていた。最高粘度はほとんどの供試材料で正常値(300B.U.以上)と推定されたが、「キタノカオリ」および倒伏が激しかった選抜系統の一部に低アミロが認められた。、 中華めん官能試験において「北見85号」の色の評点は「キタノカオリ」よりやや高く、食感の評点はほぼ「キタノカオリ」と同等であった。この傾向は前年と同様であり、「北見85号」の中華めん適性は「キタノカオリ」とほぼ同程度と考えられた。「19134(北系1870)」については、粉蛋白が「キタノカオリ」と同程度にもかかわらず、めん色の評点が高く、食感評点も「キタノカオリ」とほぼ同等であり有望であった。
|
カテゴリ |
硬質小麦品種
小麦
抵抗性
|