課題名 | ニーズに対応した道産小麦の開発促進、-高品質低コスト安定生産のための栽培技術開発、土壌・気象条件に対応した収量・品質の安定化技術- 、 |
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研究機関名 |
北海道立北見農業試験場 |
研究分担 |
技術体系化チーム |
研究期間 | 完H19~21 |
年度 | 2009 |
摘要 | 目的:「きたほなみ」を安定的に生産するため、土壌診断および各生育ステージ(起生期など)の生育診断を活用した適切な基肥量および窒素追肥量を設定する。、成果:、 ア 起生期の生育量の変動実態調査、 冠部被度から起生期の乾物重を推定できた。また、冠部被度はIRフィルターを利用して撮影したうえで画像解析することで簡易に算出できた。、 起生期の茎数が多いと穂数が多くなりやすいことが現地の実態からも認められた。めん用秋まき小麦「きたほなみ」の高品質安定栽培法(平成20年普及推進事項)で示された目標穂数700本/m2は、倒伏させないという点でも妥当であることが追認できた。、 イ 起生期の生育量に対応した窒素分肥体系の確立、 幼穂形成期重点施肥は、起生期の茎数が多かった場合に有効で、増収し、倒伏も軽減できた。、 止葉期茎数が900本/m2以上でSPADが50以上の場合は蛋白含量の高い例が多く、これらの場合は、止葉期追肥を抑える必要があると考えられた。、 起生期の茎数は生育促進区で多かった。一方、止葉期の茎数は、起生期の土壌窒素量や茎数が多いほど多かったが、幼形期重点施肥区で少ない傾向を示した。収量は土壌窒素量が多い圃場、生育促進区で多かった。、 |
カテゴリ | 小麦 栽培技術 施肥 低コスト 土壌診断 |