ニーズに対応した道産小麦の開発促進、 3) 高品質低コスト安定生産のための栽培技術開発 (1)土壌・気象条件に対応した収量・品質安定化技術、 

課題名 ニーズに対応した道産小麦の開発促進、 3) 高品質低コスト安定生産のための栽培技術開発 (1)土壌・気象条件に対応した収量・品質安定化技術、 
研究機関名 北海道立北見農業試験場
研究分担 栽培環境科
研究期間 完H19~21
年度 2009
摘要  目的:「きたほなみ」を安定的に生産するため、土壌診断および各生育ステージ(起生期など)の生育診断を活用した適切な基肥量および窒素追肥量を設定する。また、子実灰分含量の高い圃場で、これを制御する方策を検討する。、 成果:、 (a) 可視光線カットフィルターと画像解析ソフトにより起生期の茎数を精度良く推定できた。、 (b) 止葉期の窒素吸収量は、葉耳まで10cm以上の茎数と葉色の積で推定できた。止葉期の総茎に占める葉耳まで10cm以上の茎は、数で約6割だが、重量で9割以上であった。、 (c) 止葉期の葉色値が高いほど、また、茎数が多いほど倒伏した圃場が多かった。倒伏した圃場の止葉期窒素吸収量推定値は概ね14.6kg以上であった。 、 (d) 起生期の茎数は生育促進区で多かった。止葉期の総茎数は、起生期の土壌窒素量や生育が旺盛な圃場で多かっが、幼形期重点施肥区で少ない傾向を示した。出穂揃期の有効茎数は、成育促進区では止葉期における葉耳まで10cm以上の茎数を反映したが、慣行区ではこれを反映せず、追肥処理との間に一定の傾向を認めなかった。収量は土壌窒素量が多い圃場、成育促進区で多く、追肥処理との間に一定の傾向を認めなかった。、 (e) 止葉期の葉色と子実タンパク濃度との間に一定の関係はなく、出穂期の葉色とタンパク濃度との間にも一定の傾向はなかった。したがって、葉色のみで蛋白濃度の適正化を目的とした追肥量の設定や葉面散布の要否は判定できないと考えられた。、 (f) 灰分濃度は土壌有効態リン酸含量と正の、千粒重とは負の相関関係を示した。灰分濃度はリンやカリ増肥で高まった.、
カテゴリ 小麦 栽培技術 施肥 低コスト 土壌診断

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる
S