農業農村整備実施における環境配慮施設の効果検証よび効果的な環境配慮手法の検討

課題名 農業農村整備実施における環境配慮施設の効果検証よび効果的な環境配慮手法の検討
研究機関名 宮城県古川農業試験場
研究分担 土壌肥料部
研究期間 継H20~22
年度 2009
摘要 目的:農業農村整備事業によって設置された低平地の環境配慮施設について,効果の程度および維持管理状況をデータベース化し,モニタリングの基礎資料とすると共に,農業用用排水路における魚類生息環境ポテンシャルを評価し,事業計画へ反映できる環境配慮手法の改善策を検討する。、成果:1)水田生態系を代表する指標魚種をタモロコに加え,モツゴ,メダカの3種とした。大崎市田尻での生き物調査で確認された魚種は,ドジョウ233匹,メダカ48匹,オイカワ37匹 ,フナ類24匹,タイリクバラタナゴ5匹で,対象種としていたモツゴは確認されなかった。8カ所の地点では,地点1での6月,11月の棲みやすさ指数が4.18と最も高かったが,魚類が生息する最適な時期ではないことから,総個体数が最も多い箇所,時期とは一致しなかった。、2)既存資料による46地点での生き物調査で確認された魚種は,ドジョウ1277匹,タモロコ252匹,モツゴ199匹,メダカ168匹,タイリクバラタナゴ116匹を始めとする全24種であり,指標魚種としていた3種も多く生息しており,指標となり得ることが分かった。、3)現地調査の結果,調査時期により個体数が少ない場合もあったため,棲みやすさ指数が高くても,個体数がゼロの地点もあった。今回算出した棲みやすさ指数と全個体数の相関は低いため,今後継続調査並びに算出方法の見直しが必要になると考えられる。
カテゴリ 肥料 水田 データベース ばら モニタリング

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