課題名 |
家畜排せつ物の堆肥化・処理利用技術の確立 |
研究機関名 |
福島県農業総合センター
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研究分担 |
畜産研究所
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研究期間 |
継H18~H22 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:農家が求める良質堆肥生産のための堆肥化促進技術、堆肥調整利用技術、流通技術、施用技術を確立する。、成果: (1)家畜ふんを堆肥化する場合、良好な発酵をさせるには、切返し作業が必要不可欠であるが、切返し作業が困難となっている。そこで、切返し作業の代替として煙突を設置し、堆肥化促進技術の検討を行った。 その結果、煙突を設置して煙突効果を利用することにより、切返しを行わなくても約110日間で品質基準を満たす堆肥の生産が可能であった。(2)堆肥の積極的な流通利用の促進と農家が使いやすい堆肥生産を目的に堆肥調整利用技術の検討を行った。肥効率の異なる牛糞堆肥、豚ぷん堆肥、鶏ふん堆肥を組み合わせて混合し混合堆肥を調製した。それらの堆肥のみを施用してコマツナの栽培試験を実施した。化学肥料を施用した慣行区に比べて混合堆肥施用区では収量は低かったが、コマツナの硝酸態窒素の蓄積が少なく、糖度が高いという結果を得た。
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カテゴリ |
肥料
こまつな
施用技術
鶏
豚
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