課題名 |
浜通りにおける野菜・花き類の安定生産技術の確立、(2)浜通りにおける園芸作物の安定生産技術の確立 |
研究機関名 |
福島県農業総合センター
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研究分担 |
浜地域研究所
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研究期間 |
継H18~H22 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:浜通り独自の園芸作物の生産技術、生産体系の確立のための技術開発が求められることとなる。また、県オリジナル品種についても同地域での栽培法を確立することは、県オリジナル品種の振興に直接結びつくものであり、同時に、同地域の園芸振興の一役を担える。、成果:(2)浜通りにおける園芸作物の安定生産技術の確立、(1)定植前後に土壌が乾燥していても、ブロッコリー苗育苗中に0.3%の塩水を100cc/株灌水すると、欠株や減収を防げた。(2)ブロッコリー苗への塩水灌水の効果は、塩化加里を使用しても同様に得られ、浸透圧調節物質といわれるプロリンの増加の影響が考えられた。(3)キャベツ大規模栽培における育苗時の食塩水の灌水により、濃度に比例して苗の重量低下が少なくなったが、品種間差は判然としなかた。しかし、苗の葉の黄化は、彩里、YR湖月で顕著だった。(4)浜通り平坦部でスプレーストックを無加温栽培し、春彼岸出荷用に3月3半旬に2L規格を採花できるのは、10月播種と外ビニール+内カーテン、9月下旬から10月上旬播種と外ビニール+ホカホカマットトンネルの組合せであった。(5)トルコギキョウへのジベレリン処理法として、定植後の3+5週目の2回処理が効果的であった。(6)空気膜二重構造ハウスでイチゴ促成栽培した場合、慣行ハウスと同等の生育・収量が得られ、燃料消費量は慣行の46%に低減し、保温費用全体も慣行を下回った。(7)空気膜二重構造ハウスの省エネ運転法は、内圧を約60Paに維持できる送風機スイッチの50~60分間ON・30分間OFFで可能であった。(8)イチゴの電照栽培では、赤色LEDが白熱電球と同等の効果が得られた。てもほぼ100%2Lサイズを確保できた。
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カテゴリ |
育苗
いちご
乾燥
キャベツ
栽培技術
出荷調整
省エネ・低コスト化
ストック
トルコギキョウ
播種
品種
ブロッコリー
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