(1) 機械乾燥方法の検討、イ 乾燥温度と収穫時期の検討

課題名   (1) 機械乾燥方法の検討、イ 乾燥温度と収穫時期の検討
研究機関名 石川県農業総合研究センター
研究分担 能登分場
研究期間 完H21
年度 2009
摘要 目的:乾燥温度と収穫時期が子実品質に及ぼす影響を明らかにする。、成果:種皮の明度は、乾燥温度45℃で低く、次いで35℃、25℃の順となる傾向であった。種皮の色相は、収穫時期別では早期で赤味が強い傾向がみられた。また、乾燥温度別では45℃と35℃でやや赤味が強く、次いで25℃、対照区の順となる傾向であった。障害粒率は、いずれの収穫時期でも乾燥温度が高いほど高い傾向がみられ、35℃以上の乾燥温度では早期収穫で高い傾向であった。加工後の煮ムラは、乾燥温度では35℃、収穫時期では成熟期以降で少ない傾向がみられた。大粒率は、成熟期以降の収穫で高く、早期収穫でやや低い傾向であった。以上の結果、種皮色と加工適性には収穫時期と乾燥温度が影響していると考えられた。乾燥後に脱粒する作業体系では、成熟期収穫で乾燥温度35℃の場合に種皮色の赤味が強く加工適性が優れると考えられ、同温度では、早期収穫した場合にも品質が比較的良いと考えられた。
カテゴリ 加工 加工適性 乾燥

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