課題名 | 乳肉用牛の放牧管理技術の開発 、1肉用繁殖牛の山梨型耕作放棄地放牧技術の確立 |
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研究機関名 |
山梨県酪農試験場 |
研究分担 |
乳肉用牛科 |
研究期間 | 完H18~21 |
年度 | 2009 |
摘要 | 1)耕作放棄野草地の生産性調査、県内6ヶ所の実証放牧の結果から、耕作放棄野草地で夏季に1ヶ月間放牧するのに必要な面積は20a/頭程度を目安にするのが適当と考えられたが、ススキやメヒシバ、アズマネザサ、カナムグラ等が優占する放牧地では粗蛋白やTDNが不足する可能性があり、補助飼料の給与が望ましい。、、2)耕作放棄地における牧草の簡易造成法の検討、蹄耕法による牧草の定着は土壌の乾燥など厳しい条件下ではペレニアルライグラスが優れたが、年間生産量や放牧採食量はトールフェスクが優れた。、、3)獣害(イノシシ)に対する効果の検証、耕作放棄地放牧は放牧地内へのイノシシ侵入防止に対して一定の効果を持つものの、放牧地近辺や放牧終了後のイノシシの出現まで抑制することはできず、秋季以降は放牧地内への侵入抑制効果も低下することが示唆された。、 |
カテゴリ | 乾燥 管理技術 肉牛 繁殖性改善 放牧技術 |