課題名 | 病害虫及び土壌肥料に関する素材開発研究、1.病害虫の発生予察と防除技術、(1)(改)ナシ・カキの減農薬防除体系の確立、(2)白紋羽病管理技術の確立、(3)施設果菜類等の発生病害に対する防除対策の検討、(4)地域特産切り花における新発生病害の解明と防除方法の検討、(5)ナシマダラメイガの発生生態の解明、、 |
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研究機関名 |
長野県南信農業試験場 |
研究分担 |
栽培部 |
研究期間 | 継H20、~24、 |
年度 | 2009 |
摘要 | 目的:赤ナシにおける減農薬防除体系の確立を目指し、感染予測に基づいた防除体系と微生物資材の実用性を評価する。また、カキの主要病害であるカキ円星落葉病の効率的な防除方法を検討する。総合的な白紋羽病管理技術を確立するため、防除技術と診断技術を開発する。温水処理の白紋羽病に対する長期的な評価を行う。キュウリ褐斑病、イチゴ炭疽病に対し、薬剤の感受性検定と化学合成農薬の補助となる防除方法を検討する。またパプリカでは、うどんこ病・ウィルス病の発生要因を調査し、防除技術を検討する。地域特産切り花における異常症状の原因究明と新発生病害の防除方法の検討を行う。ナシマダラメイガ雌雄の羽化消長と性フェロモントラップの誘殺消長との同調程度を解明する。、成果:クロップナビの感染予測に基づいた防除体系を実践したところ、防除回数は慣行防除の7割で、黒星病の発生量は慣行防除の半分以下であった。うどんこ病、心腐れ症の発生量は慣行防除と差がなかったが、輪紋病の発生量は慣行防除に比べ有意に少なかった。カキ円星落葉病に対し、少発生条件ではあったが、ストロビードライフロアブルはスコア顆粒水和剤と同等の高い防除効果を示した。フェロモントラップの高濃度誘引源による誘引活性を調査し、上限を10mgとした。、 |
カテゴリ | 病害虫 肥料 いちご うどんこ病 害虫 かき 管理技術 きゅうり 黒星病 診断技術 性フェロモン 炭疽病 土壌管理技術 農薬 ピーマン フェロモン 防除 薬剤 |