課題名 |
輪作体系における小豆・水稲の生産安定のための堆肥施用技術の確立 |
研究機関名 |
京都府農林水産技術センター農林センター
|
研究分担 |
環境部
|
研究期間 |
継H20~22 |
年度 |
2009 |
摘要 |
目的:京都府産小豆に対する需要が高まっている中で、水稲-麦-小豆の2年3作体系における小豆の生産安定を図るため、堆肥の適正な投入量と施用時期を明らかにする。、成果:小麦の稈長、穂数、収量、千粒重は堆肥施用により増加し、その傾向は堆肥施用前歴があり、堆肥を小麦前に施用した場合に顕著であった。また、堆肥施用量2t/10aと4t/10a間では小麦の生育・収量の差は小さかった。、 小豆の主茎長、莢数、百粒重は堆肥施用により増加し、収量は堆肥を施用することにより無施用に比べて23~68%増加した。小豆の収量は堆肥施用前歴がない場合には、堆肥施用量2t/10aと比べて4t/10aの方が多い傾向であったが、堆肥施用前歴がある場合にはその差が縮小した。、 また、小豆の収量は堆肥小麦前施用と比べて小豆前施用の方が多い傾向であった。土壌の全窒素、全炭素含量、陽イオン交換容量、可給態リン酸は、試験前の施用前歴を加えた総堆肥施用量に応じて増加する傾向であった。、 以上のことから、堆肥は小麦前に2t/10a施用することが望ましいと考えられた。、
|
カテゴリ |
小麦
水稲
施用技術
輪作体系
|