課題名 | 農薬分析サンプルの簡易調製法の確立 |
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研究機関名 |
京都府農林水産技術センター農林センター |
研究分担 |
宇治茶部 |
研究期間 | 新H21~23 |
年度 | 2009 |
摘要 | 目的:新芽での農薬残留値から荒茶での残留値を推定する手法を検討するとともに、従来の製茶工程を簡略化した農薬分析サンプルの簡易調製法を確立し、新農薬の安全性確認試験の省力・迅速化を図る。、計画:覆い下栽培した茶葉を試料として、市販農薬の残留値をイムノアッセイ法及び公定法によって測定比較する。、成果:イムノアッセイ法を用いて測定した通常の調製法による分析試料(荒茶)の農薬残留値は、茶生葉試料の約4倍量であった。茶葉蒸し葉を棚式乾燥機で80℃で90分間乾燥処理した分析試料と、通常の調製試料(荒茶)とでは、公定法による農薬残留値に差はみられなかった。荒茶を得るための時間(約4時間)と比較すると、簡易調製法は、約60%の時間短縮となった。 |
カテゴリ | 病害虫 乾燥 茶 農薬 |