課題名 | 粗飼料重視型肉用牛経営システム試験 |
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研究機関名 |
鳥取県農林総合研究所畜産試験場 |
研究分担 |
肉用牛研究室 |
研究期間 | 継H15~22 |
年度 | 2009 |
摘要 | 目的:中山間地域で地域内の耕畜連携を強化して和牛放牧と飼料イネサイレージ給与を組み合わせた和牛繁殖牛飼養管理技術を確立し粗飼料自給率100%の飼養経営モデルを策定する。成果:(1)繁殖牛の舎飼い期間中に稲WCS(試験区)と輸入乾草(対照区)を与えて飼育した場合を比較すると、妊娠期間や子牛の生時体重に差はなかった。発情回帰までの日数は、試験区(74.4日)が対照区(45.0日)より長かったが、受胎までに要した種付け回数は約2回で変わらず、日数は81.3日と118.0日で試験区の方が短かった。、(2)およそ3ヵ月齢で離乳してから8ヶ月齢までの間、稲WCS(試験区)と輸入乾草(対照区)で子牛を育成した場合、両区の去勢・雌とも、8ヶ月齢での日齢体重1.1kg/日、体高は発育標準の平均から上限の範囲内となり、問題なく育成できることがわかった。 |
カテゴリ | 経営管理 経営モデル 飼育技術 中山間地域 肉牛 繁殖性改善 |