生産性向上のための哺育育成システムの構築(1)効率的で低コストな哺育育成システムの確立(2)放牧と水田を組み合わせた周年屋外飼養技術の確立

課題名 生産性向上のための哺育育成システムの構築(1)効率的で低コストな哺育育成システムの確立(2)放牧と水田を組み合わせた周年屋外飼養技術の確立
研究機関名 岡山県総合畜産センター
研究分担 大家畜部酪農飼料科
和牛改良部先端技術科
経営開発部先端技術科
研究期間 継、H21~22
年度 2009
摘要 (1) 安全で低コストな高品質粉末乾燥初乳を開発するとともに、開発した粉末乾燥初乳を利用した哺育技術の確立に取り組んだ。また、黒毛和種子牛の育成段階において、稲WCS等の自給粗飼料を主体とした低コスト育成管理技術を検討した。粉末乾燥初乳をIgG含量100g/リットルに調整し、和牛子牛への給与試験を行った。その結果、子牛の血清中IgG濃度は、給与後16から20時間でピークとなり、1回給与では平均で16.2mg/ml、2回給与は24.9mg/ml、自然哺乳は52.8mg/mlであった。1回給与でも5週後まで血中IgG濃度10mg/ml以上を維持し、IgG濃度を高めた粉末乾燥初乳の利用で免疫賦与効果が得られることを確認した。子牛の低コスト育成管理技術では、(1)飼料成分においてWCSは、チモシーやオーツとの間に大きな差はなく、代替粗飼料として利用可能であることが推測されること(2)2008年度日本飼養標準のDG1.0kgの数字を用いて栄養充足率を計算したところ、対照区(チモシー区)の一部分を除いて、100%以上で推移した(3)発育成績について、去勢子牛及び雌子牛ともWCS区とチモシー区の間に有意差は認められなかったが、同等以上の発育を示した(4)給与飼料の違いによる血液性状や疾病発生状況の変化は無かった等の試験結果を得た。(2)和牛繁殖経営において低コスト、省力化のため放牧が推進されている。冬期間の放牧は草量の確保の面から困難であるが、冬期間の放牧期間の延長のため、水田裏作においてイタリアンライグラスの冬期放牧利用技術を検討し、あわせて稲WCSを補助飼料とした周年屋外飼養技術についても検討した。水田裏を活用した冬期と早春の放牧においては、イタリアンライグラスの中生、晩生が有望であったが、硝酸態窒素が高く、実用化する場合は、稲WCS等との組み合わせが必要である。稲WCSの制限給与では屋外給与施設としてアルミ板で簡易な給与装置を試作したところ、軽量で取り扱いが容易であった。
カテゴリ イタリアンライグラス 乾燥 管理技術 経営管理 水田 低コスト 低コスト省力化 繁殖性改善

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる