課題名 |
果樹の樹体ジョイント仕立てを核とした省力、低コスト栽培システムの開発 |
研究機関名 |
広島県立総合技術研究所農業技術センター
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研究分担 |
果樹
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研究期間 |
継H21~24 |
年度 |
2009 |
摘要 |
モモジョイント仕立てに用いる苗木については,主幹の切り返しを行い,主枝部分の副梢を2葉摘心することで,主枝長が10cm以上長い苗木を育成できることが明らかとなった。また,モモジョイント仕立てにおける接木方法としては,先端に葉芽を残して基部上面に接木する方法が適していることが明らかとなった。、 既存の一文字形整枝棚の棚線の使用頻度および地面から果実の垂直距離を調査した結果,モモジョイント仕立てでは,棚線を片側3本とし,棚線の高さを生産者の身長を170cmと想定した場合に185cmとすることが望ましいと考えられた。その結果をもとに,日鉄防蝕(株)と協議し,鳥居型およびT字型の棚の設計を行った。、 試作機を用いて樹液流速を計測し,水ストレス指数を算出することができ,既存の機器で計測し,手作業で算出した水ストレス指数と同様な傾向の値の推移となることが明らかとなった。
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カテゴリ |
樹体ジョイント
低コスト栽培
もも
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